英検1級合格のためのおすすめ単語帳

1次試験に通っても、英検の場合は2次試験がありますから、これに通らないと英検1級の資格を取得することはできません。
2次試験は、試験官との軽い会話の後に、与えられた5つのテーマの中から1つを選び、2分間のスピーチをしなくてはなりません。これはたいていの人にとって、かなりつらい試練と言えるでしょう。

まず、何か1つくらいは、考えるまでもなくがんがん内容が浮かび、2分間話を展開し続けることができるネタを持たなくてはなりません。テーマの候補が5つ提示された後、思考時間が2分与えられますが、おそらく緊張していることでしょうし、2分だけでスムーズに論の全体像をうまく描ける、ということはなかなかないからです。

しかし、2分もぺらぺらしゃべれるようなネタは、日本語でしゃべる場合であっても持っていない場合があると思います(仮に持っていたとしても、漫画や好きな CD の話とか、ドラマの話では意味がないですしね。そんなの試験のトピックでは出ませんから。)。

まずは日本語でそれができるようにしておきましょう。
そうしたら、その後英語でもっとやさしい言葉遣いで、かつ、がんがんしゃべろうとしないでややペースを落として丁寧に、クリアーな発音で論じる練習をしておきましょう。
これはおそらく実際なかなか難しいことで、関心もない話題についても適当にうまくしゃべれる人もいれば、関心があることですらもそんなにそもそもぺらぺらしゃべれない、という人もいると思います。もともとかなり個人差があることだと思います。

後者の人の場合には、こういったスピーチは日本語であってもたいへんだと思います
が、その場合にはまず頭の中で話をぱっぱっと思いつく訓練をする必要があります。では具体的にどう思いつく練習をするべきか、と言えば、英語の論旨の展開としてもっともよくあるパターンで思いついていけるようにするべきです。パターンを覚えると、少なくともどういう風に話を組み立てるかに関しては考えなくてもすむことになります。

したがって内容に集中できるため負荷が減ります。機械的に処理することで減らせる負担はどんどん減らしていきましょう。
英語でもっともよくあるパターンというのは、まず結論をドーンと言ってしまって、そのあとその根拠をまず1つ言います(結果的に時間の問題などで、この1つだけしか根拠を言わないで終わっても問題はありません。ひょっとしたらスピーチが終わった後の質疑応答でもう少し深く突っ込まれたときに、他の根拠も述べる必要は出てくるかもしれませんが、そうなったとしても別にスピーチが失敗に終わったと言う意味にはなりません)。

その後具体例の話に行きましょう。具体例だと、自分の身近な話を例に出すこともできるし、比較的簡単な日常表現を多く使うこともできるでしょう。ここでしつこくない程度に長めに引っ張っておきます。そして次に、これはオプションなのでうまく思いつかない場合は省いてよいですが、考えられる反対意見を示しておいて、そしてすぐ、でもその反対意見にはこういうまずい点があるよね、と反論を述べます。最後に、だから最初に私が言ったとおりの結論でいいのだ、ということを繰り返し述べて終わります。

基本的な流れはこのような感じです。「こういう流れで私は毎回言う!」というように、文章の論理構造は事前に決めてしまっておきましょう。そのほうが本番での負担が減ります。構成と内容の両方を考えなくてはならないところを、構成の部分ははしょるわけです。
そして、いきなり頭の中だけでしゃべるネタを考えるスピーチに挑んだりする前に、時間をかけてじっくりやれるライティングでもって、スピーチの2分におおよそ該当する長さの英作文をしてみる、というのがいいと思います。だいたい300語ぐらいのものを書けば、2分という長さには十分足りるでしょう。そうやってまずはスピーチ原稿にあたるものを何通りか作ってみるわけです。

もちろんその英作文をする際の論旨の展開は、さきほど述べたものがよくある典型例ですので、まずはそれに従っておくのがよいでしょう。
このスピーチは、必ずしも自分が本当にいいと思っている主張・結論を含むものでなくてもいいわけです。自分個人としてはこんなことを本当は思ってないけれども、このスピーチという試験の場では論じやすかったから述べてみた、というだけでも一向に構いません。

そして次には、スピーチで口にする英語の中のミスを減らさなくてはいけません。自分が口にする英語表現をどれだけ文法・語法的に正確なものにできるかどうかは、ふだんから自分が英語を話す(または書く)際に、どれだけ批判的に自分の英語を分析しているか、が物を言います。

正確に話すためには、基本的に自分がすでに聞いたまたは見たことがある表現だけを使うようにすればいいわけですが、そうもいかない場合も当然あります。
その際には、自分なりの英語の感覚でもって、「こういう言い方をしてもきっと正しいだろう」と思う表現を使うわけですが、それはしょせんは自分の勘でしかありませんから、本当は正しくない表現になってしまっている場合もしばしばあるわけです。

ですので、英語をしゃべる場合にはつねに、自分の使った表現や文法に対して批判的でいましょう。「ん?今こんな英語表現を使っては見たけど、これって本当にネイティブは使うのかな?」とか、「あれ?今使った動詞、本当に to 不定詞とセットになるんだっけ?」とか、常に反省するようにし、話が一通り終わった後に電子辞書や文法書、または先ほど述べた GOOGLE 検索などを有効利用し、確認を取るようにしましょう。

ボイスレコーダーが強い見方になることは間違いありません。最近は携帯電話にも音声メモ機能などがありますので、そういったものをつかい、客観的に分析することです。
意外といけてるとおもったらぼろぼろだったり、イマイチだとおもったらすごく流暢に話せていたりして結構おもしろいですよ、自分の英語をきくのって。ゆっくりめ、はきはきと、大きな声でを常に心がけた上で精度を上げていきましょう。特に、大きな声というのは大事です。純粋に良く聞こえなくて原点されることもありますし、大きな声はあなたが自信を持って喋っている印象をあたえ、それは得点アップに大いに影響します。

まず一つでもやってみてください。
例えば英検の二次対策において「大きな声でしゃべる」とアドバイスして、「なんじゃそんな当たり前のこと」とお思いになったかもしれませんが、経験上ほぼ8割以上の人の声が全然小さく、それだけでかなり良くない印象をあたえます。
自分が思っているほど自分は出来ていないことが多いのです。これは私が英語講師になったあとにしみじみと感じることで、シンプルでいいからまずしっかりやろうという私のポリシーができていくおおきな原因になったとおもいます。
シンプルなことを高いレベルでやることを、ぜひこころがけてください。

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